視野狭窄の具体的な症状例

虫がちらつくような見え方がする?それって初期の視野狭窄かもよ

「最初は蚊でさ、次が蜂、最後は蛾なんだってさ」

職場の喫煙所で聞いた会話です。最初は何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。よくよく聞いてみると、どうやら知り合いに緑内障にかかった人がいるらしくその話をしているようです。最初は蚊程度の大きさだったのが蜂ぐらいに変わり、最終的に蛾ぐらいの大きさの欠損が生じた。典型的な緑内障の視野欠損の例です。蚊か蜂かはともかく、いま視野に点や糸くずのようなものが見えていませんか?視野が狭くなったと感じることはないですか?緑内障による視野障害は自覚するのが難しいという特徴を持っています。欠損であったとしても目にゴミが入っただけだ、とか視野が狭くなったのは歳のせいだ、片付けてしまいがちなのです。

現在の医学では緑内障の完治は不可能と言われています。まず、点眼薬、内服薬で進行を遅らせる、または安定させるという方法を採るしかないのが一般的です。投薬によっても効果がない場合手術ということになりますが、しつこいようですが手術すれば治るものではないのです。以上のことから初期段階での治療が有効、有利であることがお分かり頂けると思います。些細なことであっても視覚に異常が認められた場合は眼科医に相談しましょう。著者もその傾向にありますが意外に目に関しては無頓着です。メタボは気にしても眼の見え方に関しては疲れ目だ、と勝手に判断しせいぜいが目薬をさす程度。ちょっと眼を休めれば治るだろうなんて気楽に考えてしまいます。もし視野障害の初期症状だとしたら、徐々に進行していき気がついたときには取り返しのつかないことになっていたらどうしますか?

緑内障は失明の可能性だってあるのです。失明なんてありえない、自分とは無縁だなんて考えていませんか? 視野に異常を感じたらそれが原因で失明する可能性がある。けっして飛躍のしすぎではないのです。例外はありますが視野障害には痛みが伴わない分、重要視しないといえるのかもしれませんね。歯の場合は痛みが伴うのですぐに医者に診てもらうでしょう。それに比べて視野障害はほったらかしてしまうケースが多い。

虫がちらつくような見え方が発生したら迷わず眼科医に相談。今からでも遅くありません。該当する方は早めに行動に移しましょう。それが最良の選択です。